高卒認定、高認の社会での認知度は、国や地方自治体にはよく知られているが、民間企業については認知度が高いとは言えない現状。文部科学省の調査結果。
企業と地方自治体(都道府県、市区町村など)の人事担当課に高等学校卒業程度認定試験(高卒認定/高認)の認知度を調査したところ、次のような結果となりました。
「知っている」の回答が約7割を占めています。ただし、企業と地方自治体では差が大きく、企業が約6割、地方自治体が約8割です。
つまり、約4割の企業は、高卒認定試験のことを知らない、または名前を知っている程度です。そのため、アルバイトや就職の面接時には、高卒認定試験のことを聞かれる可能性があります。
高卒認定試験はどのような試験で、なぜ、高卒認定試験を目指すことにしたのかを積極的な(前向きな)内容で回答できるように、ご自分の考えを整理しておくとよいでしょう。
〔データ出所〕
文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)に関する調査(平成25年1月公表)」をもとに集計。956企業、1,159自治体。