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「高卒認定ワークブック」と「スーパー実戦問題集」を活用した高卒認定(高認)「地学」の合格勉強法を紹介

「高卒認定ワークブック」と「スーパー実戦問題集」を活用した高卒認定(高認)「地学」の合格勉強法を紹介

地学基礎 合格のレシピ/高卒認定試験【高認】対策

ここでは、高卒認定/高認・地学基礎の効率的な勉強法を紹介します。学習書としては、高卒認定ワークブック高卒認定スーパー実戦過去問題集を使います。

基本的には、ワークブックの
「Hop重要事項」→「Step基礎問題」→「Jumpレベルアップ問題」
の順に勉強していき、スーパー実戦過去問題集で実戦力を養成するという流れになります。

地学は、地球を中心とした科学です。地学基礎では、私たちの住んでいる地球の内部はどうなっているのか。私たちの活動している地球の表面はどのようになっているのか、そして、私たちに密接に関係する地球取り巻く大気と海洋、そして、宇宙にについて学びます。端的にいえば、地球の内部、表面、外部について学びます。ワークブックでは次のような構成になっています。

地球の外部…第1章 宇宙における地球
地球の内部…第2章 地球活動と移り変わり
地球の表面…第3章 大気と海洋


学習書と勉強時間

●参考書
高卒認定試験ワークブック 地学[J-出版]

※高卒認定ワークブックは、高卒認定試験の過去の問題をよく研究してつくられており、よく出題される問題、これからも出題が予想される重要箇所を中心に掲載されているので、高認対策としてはとても効率的な勉強ができると思います。

●過去問題集
高卒認定スーパー実戦問題集 地学 [J-出版]
●学習所要時間(予想時間)=合計72時間
・参考書42時間(復習1回含む)
・過去問30時間(復習2回含む)
●本試験での獲得予想得点=80点以上
下記の手順で勉強した場合の本試験での予想得点は80点以上

「Hop重要事項」に目を通す

まずは、ワークブックの「Hop重要事項」を簡単に一読します。図を見て、説明文を読みながら、何を解説しているのかを理解するように心がけます。はじめは理解しにくい箇所やイメージしにくい箇所もあると思いますが、ここでは何を解説しているのかを知る程度で大丈夫です(読み流す)。この段階で、理解を深めようとして時間をかけて勉強しても効率的ではありません。必要事項を覚えたり、理解を深める勉強は、次の「Step基礎問題」で行います。

はじめは何を解説しているのかを理解しよう!

ただし、日本語として知らない言葉や中学で習ったような地学用語でわからないものがあったらネット辞書(※)等で調べておきましょう。

※ネット辞書は、webioコトバンクなどがおすすめです。難しく感じる場合は、ニューワイド学習百科事典+キッズネットがわかりやすいと思います。なお、wikipediaは解説が長く、学術的な高度な内容になっていることも多いので、高認対策での利用は、あまりおすすめできません。


「Step基礎問題」

次にワークブックの「Step基礎問題(中学~高校の基礎レベル)」で学習します。ここでは「Hop重要事項」の内容を中心に覚えるべき基礎事項が一問一答式になっています。高認で過去に出題されたような問題も含まれています。覚えるほど着実に得点につながるような問題ばかりです。解説が付いている問題は、よく読んで理解しながら覚えましょう。

そして、関連する箇所は、最初の「Hop重要事項」に戻り、図表や説明文で確認しながら、理解を深めていきます。

なお、一つの事項でも複数の項目が関連している場合は、それをグループ化して覚えると効果的です。例えば「固体地球の一番外側にある層は?」という問いに対しては、「地殻」が正解です。しかし、それだけで終わるのではなく、地殻という用語が出てきたら、地球の外側から内部に向かって「地殻→マントル→外核→内核」と連鎖的な回答ができるように勉強すると効果的です。

電車やバスなどの公共の交通機関で通学や通勤されている方は、待ち時間など隙間の時間を使って覚えてしまうとよいでしょう。机に向かって勉強する場合は、単に解答番号を答えるだけでなく、解答を手で書いて覚えるとより効果的です。

選択式になっている単元もありますが、その場合は、選択肢を隠しても解答できるようにしておきましょう。

すべて覚えたら「Hop重要事項」をもう一度見直します。最初よりも理解できる箇所が増えていると思います。


「Jumpレベルアップ問題」

「Jumpレベルアップ問題」は、高卒認定試験の実戦レベルの学習内容になります。高認で過去に出題されたような問題も多く含まれています。一問一答式になっています。解説をよく読んで理解しながら覚えます。選択式になっていますが、選択肢を隠しても解答できるようにしましょう。

また、理屈があるもの(理屈づけられるもの)は、自分なりに、こじつけたり、語呂合わせを考えて、覚えると、記憶に残ります。

例えば、地震波には「P波」と「S波」がありますが、最初に感じる小さな揺れが「P波」次に感じる大きな揺れが「S波」です。P波のPはPrimary(最初の)という単語の頭文字で、S波SはSecond(2番目)という単語の頭文字です。だから、最初に来る揺れはP波、次がS波です。

また、P波は分類上「縦波」、S波は「横波」ですが、仮にこの2つの文字を針金のようなもので作ったとします。そして地面に立てようしたとき、Pは地面に刺して(縦に)立てることができるから「縦」波、Sはいかにも転がって横に倒れてしまいそうな形なので「横」波とこじつけて覚えます(これらは覚え方の一例です。ご自分で考えた覚え方が最も記憶に残ります)。

ここでも、その都度、最初の「Hop重要事項」に戻り、関連箇所を確認しながら、理解を深めていくと効果的です。

ワークブックの効率的勉強法


総合問題(模擬試験)

巻末には、総合問題があります。高卒認定試験の過去問題そのもの、または類似問題です。高卒認定試験の模擬試験形式になっていますので、時間(50分)を計って、解いてみましょう。基本的には「Step基礎問題」と「Jumpレベルアップ問題」の覚えた知識の範囲の出題ですが、問われ方が違うので戸惑う問題もあると思います。ここでは、どのような問われ方をするのかも知っておきましょう。

ここで、正解すればそれで良しとせず、解説を読みながら正解でない選択肢もどこがどのように違うのか理解しておきましょう。


過去問題で実戦力を養成

上記の手順でワークブックを一通り終わらせると合格に十分な知識が身につきます。スーパー実戦過去問題集で過去3年6回分を解き、高卒認定独自の出題形式に慣れておきましょう。必ず時間を計って解き、どのくらいのペースで解けばよいのかも体感しておきましょう(実際の試験時間は50分間です)。

過去3年分を順に繰り返し勉強しましょう。最初は時間ぎりぎりかも知れませんが、繰り返し勉強すれば、15分~20分程度で解けるようになります。

正解だけでなく、正解でない選択肢がどこがどのように違うのか、一つ一つの選択肢を簡単に説明できるようになるまで勉強することにより、実戦力が身についていきます。


高卒認定ワークブック - 地学

高卒認定(高認)の地学基礎の対策学習書として「高卒認定ワークブック・地学基礎」をおすすめします。高卒認定(高認)試験対策として編集されているので、地学基礎の出題傾向・形式・レベルに合った勉強して無駄になる内容はなく、効率的です。基礎から確実に実力をつけることができます。

内容は問題が中心ですが、重要事項の整理や解説も一問ずつ丁寧になされており、参考書と問題集が一体となったような学習書です。

高卒認定試験の出題傾向・形式・レベルに合った学習内容なので勉強して無駄になる内容はなく、効率的に基礎から確実に実力をつけることができます。内容は問題が中心。高認に特化した学習書なので、本試験でもワークブックの類似問題が多く出題されています。
また、要点整理がなされており、解説も一問ずつ丁寧に説明されています。高卒認定試験対策に最適な参考書的な問題集です。

※当サイトのオリジナルショップからお申込みいただくと送料が無料になります。


高卒認定スーパー実戦過去問題集 - 地学

地学は教科書や参考書で用語を覚えるなどの基礎をひととおり学習し、過去問を解くというごく普通の勉強方法で十分合格できる科目です。

高卒認定試験の過去問題6回分を掲載・解説。市販されている問題集の中で最も多くの過去問が掲載されています。しかも11月実施分の問題まで収録されている過去問題集は他にありません。
解答解説は、基本事項にも触れながら丁寧に説明されているので、苦手科目の克服にも最適。価格は少々高めですが、自信をもっておすすめできる過去問題集です。

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